立教うんちく話
第39回 「モリス館の塔の長さ」
正門を通ると正面にある、おなじみのモリス館。
その塔が4つあるのですが、その一つ、第一食堂側が一本高いのを皆さんご存知でしょうか?
その謎を探るべく、立教大学 近藤総長室次長(兼広報課長)に話を聞きました。
それによると、関東大震災前、4つの塔はすべて、現在一番長い塔と同じ長さでした。
しかし、関東大震災により、一本だけが完全に崩れてしまいました。
残る三本も、亀裂が入ってしまい、修復工事が行われたのです。
その際、現在のように修復されたということでしたが、一本だけは、煙突の機能を備えていたため、他の三本より高く作られた、と言われています。
モリス館の写真はこちら。よく見てみましょう。
左写真)塔の長さが違います。
右写真)正門側から見たモリス館です。