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立教うんちく話

第31回「立教メサイアの始まり」

第1回メサイア演奏会記念写真
昭和37(1962)年12月22日於 文京公会堂

古くから立教大学では、キリスト教団体の学生を中心に組織されるクリスマス実行委員会により、クリスマス週間に様々な行事が運営されており、その中の恒例の催し物として、芸大やK・A・Y合唱団によるメサイア演奏会が行なわれていました。

しかし、昭和30年代ごろから「オール立教という形で何か大きな出し物をやりたい」という声が、実行委員会の学生からも音楽団体の学生からもあがってきたのです。

さらに、チャペルや音楽団体に関わる諸先生方の会話の中にも「借り物でないメサイアを立教人の手で」という希望が聞かれるようになってきました。

このような先生方やチャプレン、オーケストラ、グリークラブ、聖歌隊、合唱団アヒル会、音楽芸術研究会、それに学生キリスト教団体の代表者が集まり、立教メサイア実現のための歴史的会合が持たれたのです。

当時、一つの大学がメサイアを演奏するなどということは考えられないことだったのです。

しかしこの趣意にご賛同くださった多くの方々のご協力、また関係各団体の努力により、実現へと向かっていったのです。

そして、昭和37年12月22日、文京公会堂(現文京シビックホール)にて第1回目の立教メサイアの幕が上がったのです。

(立教大学メサイア演奏会公式ホームページより引用)

立教大学メサイア演奏会公式ホームページOtherWindow


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