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立教うんちく話

第18回 「校友の集い/ホームカミングデー)」

今年で43回目を数える校友の集い/ホームカミングデー。
その「歴史」をひもといてみました。

時は昭和35年、ある日、ある委員会の席上、「われわれの若い時には、秋の夕暮のひととき、時計台の建物から学生食堂までの道に提灯をぶら下げ、“サンセット・パーティー”なる美名のもとに、大いに語らい、青春を楽しんだものでしたよ。
校友会の集まりも春の総会以外はないことですし、ひとつ、秋にでも校友一同が楽しく集まれる会をもってみてはどうでしょうかね。」というような発言がありました。
大先輩のこの言葉をきっかけに、その年の10月15日、夕暮どきの16時から20時、“校友と家族”との懇談会ということで「サンセット・パーティー」が開かれました。
タッカーホールでは映画「栄光の立教」の上映やグリークラブなどの演奏会、野外にもステージが設けられ、ステージ前にしつらえられたテーブルにはサンドウィッチや寿司が並び、提灯のともる秋の夜長の催しは、多くの方々の胸に印象深く残ったことでしょう。

このパーティーの想い出を会報セントポールに綴り「母校に帰ろう!」と呼びかけたことに始まる校友会先輩諸氏のご尽力により、翌々年の昭和37年、第一回「校友の集い」が開催されました。
この第1回の集いは、11月2日、午後6時より、立教祭のプログラムの一つである「OB謝恩会」とのタイアップとして第二食堂で行なわれました。

その後、「11月3日は母校へ帰ろう!」を合言葉に、学園祭開催期間中に日程を合わせ、校友会最大の行事として回を重ねてきました。
平成4年には30回目を機に「ホームカミングデー」という愛称も得て、さらに校友の皆様に親しまれる会として発展してきました。

平成14年の40回目から、日程を学園祭とは別にし、キャンパス全体を会場として懐かしい時計台や第一食堂などに触れていただけるようになりました。
プログラムにも趣向が凝らされ、毎回、たくさんの校友をお迎えし、昨年は近年最高となる1500人もの皆様にお集まりいただきました。
そして、今年、第43回ホームカミングデーは、校友会・立教大学の共催として実施され「映画の先行上映」や著名校友による「公開トーク」など、多彩な企画をご用意してみなさまをお迎えします。

どうぞ、お気軽にお出かけください。

10月30日は母校に帰ろう!!

今年のホームカミングデーのご案内はこちらOtherWindow


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