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立教うんちく話

第17回 「セントポールズ会館」

セントポールズ会館 玄関

礎石には「神と国との為に」

庭園側より

今回は、日頃みなさまにお親しみいただいているセントポールズ会館について、改めてご紹介いたしましょう。

昭和49年、当時の校友会長・松崎一雄氏は、立教大学100周年を記念した会館の建設に向け、五万人の校友に募金を呼びかけました。
会館建設は、校友会永年の夢であると同時にかつてない大事業でもありました。
当初、校友会幹部の掛け声もむなしく、募金の成果ははかばかしくありませんでした。
建設場所については、法律上の手続などに手間取りましたが、立教学院理事会の後援で池袋キャンパス内の現在の場所に決まりました。

募金活動は四年に亘って続けられましたが、時あたかもオイルショック、芳しい成果は得られませんでした。
しかし、昭和50年、松崎会長からバトンタッチされていた新会長・大川又三郎氏は既に募金された浄財での着工を決断し、施工者は清水建設株式会社と定められました。
昭和52年4月20日に起工式、続いて定礎式は、21日、第39回校友会定期総会当日、厳粛に執り行なわれました。礎石には、大川会長の自筆で「神と国との為に」と刻まれました。

こうして昭和52年11月3日、長きにわたる校友並びに関係者の誠意と情熱の賜物であるセントポールズ会館は見事に竣工しました。
と同時に、校友会はセントポールズ会館を立教学院に寄贈したのです。
以来、セントポールズ会館は、クラス会やゼミ・クラブなどのOB会、また、チャペルで挙式された方のご披露宴の会場などとして、みなさまにご愛顧いただいております。

会館は、いつも皆様をお待ちしております!


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