立教うんちく話
第4回 「校名St.Paul's Universityの由来」
卒業生の皆さんなら誰しも、立教大学のもう一つの校名、「St.Paul's University」を見たり、聞いたりしたことありますよね。
この校名についての確かな文献は見つかっていませんが、創設者ウィリアムズ主教が英名として「St.Paul's School」と命名したと言われています。
聖パウロ(St.Paul)は当時の最高の教育を受けた教養人で、当初はキリスト教に反対して激しく迫害しましたが、劇的回心を経て、福音宣教の使徒となり、紀元65年ローマで殉教しました。
新約聖書の約3分の1は彼の筆によるものです。
ウィリアムズ主教は自ら遠く東洋への伝道者として、偉大な聖パウロを守護聖徒と仰ぎ、その名を本学の名に冠したものと思われます。
現在、本学の英名の正式名称は”RIKKYO UNIVERSITY”を使用しています。
RIKKYO UNIVERSITY GUIDEより一部引用
ちなみに、他校の英名を少々ご紹介致しますと、立教女学院は「St.Margaret's College & Schools」、香蘭女学校は「St.Hilda's school」、桃山学院大学は「St.Andrew's University」、上智大学は「Sophia University」などがあります。