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Alumni Special Interview

Withコロナの時代

新型コロナウイルスの感染拡大は大学にも大きな影響を与えています。 キャンパスへの入構禁止、オンラインでの授業、課外活動の自粛・・・今までとは異なる生活をせざるを得ない中、学生たちは今どうしているのでしょうか。
※このインタビューは7月上旬に行われました。

学生たちの今  Part.1 野球部

―練習環境が制限される不安

活動自粛期間中は約8割の学生が実家に帰省しました。練習環境が大幅に制限され、「ボールが使えない」「走れる場所が少ない」など、思うように練習ができないことへの不安を選手たちは抱えていました。なかでも、活きたボールを見ることができないことで動体視力が低下してしまうのではと懸念している姿が多く見られました。
一方、通常の練習と異なり、練習メニューの提示がないため、「自身で考える」練習を行うことになります。「自身で考える」というのは「自身を見つめ直す」機会でもあり、この活動休止期間中に自身の課題を見つけ、そしてその課題を活動再開までに克服する、という意識をもつことができました。

野球部1

―毎日SNSで報告することで、チームとしての一体感を

この期間は全部員と首脳陣を10人程のグループに分け、毎日SNSを通じて、一日の練習内容の報告、その日感じたことなどの共有を行いました。個人で練習を行うため、自分で考えた練習や今の考えを選手間で報告し合うことで、チームとして一体感を維持し、変化していくことを目的としていました。序盤は形式的な報告も多くありましたが、次第に部員間でお互いに関与し合うような報告が増え、チームとしての変化も感じられました。

―すぐに「中止」にならなかったことへの感謝

春のリーグ戦が通常通りの開催に至らなかったことは仕方がないと感じる一方で、新チーム結成からここまで積み上げてきたものを発揮する場の開催が不透明になってしまったことに悔しさもありました。しかし、コロナの状況が悪化していく中でも、「中止」ではなく「延期」という判断が下されていたため、この決定に感謝をしつつ、今できることを精一杯取り組んでいこう、という前向きな気持ちを維持することができました。

野球部2

―活動休止期間があったからこそ成長できた姿を見せたい

8月10日から開幕する春季リーグ戦、そして9月中旬から開催予定の秋季リーグ戦では、長期に及んだ活動休止期間があったからこそ成長できた姿を皆さまにお見せしたいと思っています。そして、今チームの集大成となるシーズンで、チームの目標である「優勝」を達成し、校友の皆さまと喜びを分かち合いたいと感じています。

―野球部から笑顔と明るい光を届けたい

校友の方からのご声援は、私たち野球部にとって、とても励みになっております。新型コロナウイルス感染症により、校友の皆さまも不安な毎日を過ごされているかと思います。そんな皆さまに、野球部から笑顔とそして明るい光が届けられるよう、野球部一同練習に励んでまいります。引き続き、立教大学野球部へのご声援をよろしくお願いいたします。

六大学野球春季リーグ戦は8月10日より開催予定となっています。(7月28日時点)
立教の初戦は、8月11日の明大戦です

https://www.big6.gr.jp/game/league/2020s/2020s_schedule.html


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