2022年度校友会レディスクラブ第2回オンライン公開講座のお知らせ
【第2回】「西行と花」
~桜の何が西行を虜にしたのか~
講師:加藤 睦 立教大学名誉教授
日時:2023年1月21日(土) 10:30~12:00
配信方法:Zoomウェビナー
*参加費無料
*男性の参加も歓迎します。
*申込みはこちら(12/1より受付開始、開催日前日までにお申し込みください)
下記QRコードからもお申込みいただけます。
西行は古典和歌の作者として、生存当時(平安時代末)からずっと人気を博し、次々に小説化もされています。今回の講座では、その西行が深く愛した桜の花の和歌を取り上げます。彼は若くして出家した僧侶歌人でしたが、俗世間を捨てた西行にとって、ものへの「愛」は「執着」であり、避けるべきものでした。それなのに、なぜ彼は桜の花に心を奪われ、それを歌に詠むことを生涯続けたのでしょうか。その謎に、皆様とともに迫ってみたいと思います(講師より)
講師略歴
加藤 睦(かとう・むつみ)
立教大学名誉教授、前文学部文学科 日本文学専修 教授、文学修士(東京大学)
【主要研究テーマ】
・藤原定家の和歌
・平安時代の物語、日記に収載された和歌
・源氏物語の後代における享受
【著書・論文】
『文学の基礎レッスン』 春風社 2006年 (共著)
『源氏物語と和歌を学ぶ人のために』 世界思想社 2007年 (共編著)
和歌文学大辞典 古典ライブラリー 2013年(項目執筆)
「『更級日記』最終歌の解釈について」 『立教大学日本文学』第102号2009年7月
「『源氏物語』の和歌を読む(一)〜(十一)」 『立教大学大学院日本文学論叢』第9号 2009年8月〜『立教大学日本文学 』第122 号2019年2月
「『安積山影さへ見ゆる⋯』詠(万葉集・巻十六)について」『立教大学大学院日本文学論叢』第19号2019年11月