校友会レディスクラブ第1回オンライン公開講座
2022年度校友会レディスクラブ第1回オンライン公開講座は「キリスト教美術への誘い」と題して講師に加藤 磨珠枝 立教大学文学部キリスト教学科教授をお招きして10月31日(月)10:30~12:00、Zoomウェビナーにて配信いたしました。今回も多くの地域より100名を越える皆様からご視聴お申し込みをいただき、心よりお礼申し上げます。
(講師より)
◆聖書の物語は、長い歴史のなかで多くの絵画作品に表されてきました。
それらは必ずしも聖書の言葉通りではなく、時代と共に移り変わり、当時の信徒たちに神の世界を伝えました。
この講座では「受胎告知」や「最後の晩餐」など有名な場面を取り上げて、その神学的、美術史的意味を解説します。
この見かたを学ぶことで、キリスト教絵画の内容をより深く理解できるようになるでしょう。
講義では、クリスマスを迎えるこの時期に相応しく受胎告知とキリスト降誕につきまして美しいたくさんの絵画や彫刻を見せていただきながら、なかなか気づかない細部のこだわりある部分部分を丁寧にご解説くださいました。コロナ禍なかなか現地へは赴けませんが、キリスト教絵画への理解が深まり、改めて「知ることは楽しい」を実感する秋の学びのひとときとなりました。
たくさんの質問にも加藤磨珠枝先生が熱心に誠実にお答えくださり、心よりお礼申し上げます。
次回、第2回オンライン公開講座は、来年1月21日(土)10:30~12:00加藤睦 立教大学名誉教授による「西行と花~桜の何が西行を虜にしたのか」と題してご講演いただく予定です。
12月1日(木)からお申し込み開始となります。詳細は、ホームページ、レディスクラブNEWSなどからご確認ください。